近年、ポルトガルのナザレの大波に挑戦した日本人サーファーとして、SNSで注目を集めてきている中川尚大さん。
5月12日(月)の「クレイジージャーニー」に出演され、ますます有名になりそうな気配。
みなさんは「ドル君」というあだ名がついているこの中川尚大さんを知っていますか?
ひとくくりにサーファーと言っても、彼が目標としているのは「世界的な大波に挑戦する」ということであり、プロの大会に出て優勝することやオリンピックでメダルをとることなどではありません。
【6/12(月)と6/19(月)22:00よりTBSにて】ドルくんこと中川尚大のポルトガル、ナザレへの挑戦を追ったドキュメンタリーがクレイジージャーニーにてオンエア!https://t.co/s6yV6aZjF2
— サーフィン – カラーズマガジン (@surfing_cmag) May 9, 2025
ちょっとサーフィンができる人が入れるレベルではない大波に挑んでいく、ということです。
「エベレスト登頂」とかと近い感じですかね。笑

どうして中川尚大さんは大きな波に挑むようになったんだろう?
いつからどのようにサーフィンをしてきたんだろう?
実家、お金がないとできないよね・・・?
今はどんな仕事をしてるのかな?
など、気になる疑問がたくさん。
そこで今回は・・・・
この3点について、調べてみたいと思います!
中川尚大さんプロフィール
【NY取材旅完結!&命懸け!どでかい波に挑め!】#ビッグウェーバー #中川尚大
規格外の高さを誇る波!
自然が生み出すモンスター #ビッグウェーブ時速60km!高さ10m以上から落下も!?
それでもとにかくでかい波に乗れ!
そんなクレイジーな競技とは!?月曜よる10時!#クレイジージャーニー pic.twitter.com/EuR3lapb0L
— クレイジージャーニー【月曜よる10時】 (@Crazy_Journey) May 10, 2025
生年月日:1996年6月29日
出身地:静岡県静岡市
家族:母・姉・兄
InstagramやYouTubeでは日々の練習風景やサーフィンテクニック動画などを公開。
近年はビッグウェーブへの挑戦を動画にアップし、人気を集めている。
2023年からは自身のサーフショップも経営。
中川尚大さんの経歴
サーフィンとの出会い~高校時代
中川尚大さんのサーフィンの出会いは小学校4年生の時。
偶然隣の席に座っていた友達がサーファーだったそうで、誘われて始めたのがきっかけだそう。
以来、生活はサーフィンが中心となっていったようです。
平日はサーフィンに行くことができないため、週末に大人のサーファーの方に一緒に連れて行ってもらっていたとか。
週末になると、大人のサーファーの方に一緒に連れて行ってもらい、時間が許す限りサーフィンをしていました。車のヘッドライトを海側に照らしてもらいサーフィンしていたこともあるくらいで、朝から日が沈むまでひたすらサーフィンをしていました。
本当に、朝から晩までやっていたことがわかりますね。
普通は疲れてできないことも、本当にサーフィンが好きだからこそできていたのだと感じます。
そして中学校時代には、日向市で開催された全日本選手権にもすでに出場。
初めてサーフィンをしてから5年程度で全日本選手権出場って、すごいですよね。笑
(この時に、宮崎大学にも足を運んでいて、サーフィンのメッカである木崎浜のすぐ近くにあることやもちろんサーフィン部があることなどは調査済みだったとのことです。)
また、中学生時代インドネシアのバリ島に行き、ワールドクラスの波を体験しています。
現地でとても上手な海外のサーファーにたくさん会ったことで、とても大きな刺激を受けたそう。
その後、静岡県立静岡東高校に入学。
高校時代、アメリカカリフォルニアにもサーフィンをしに行ったそうで、この頃英語にも興味を持ち始めたのだそうですよ。
そして、高校3年で母親と宮崎大学オープンキャンパスに参加。
お母様は「試験に合格して、きちんと卒業するのであれば」と言ってくれたそうです。
宮崎大学入学
中川尚大さんが入学したのは、宮崎大学教育文化学部(現在の教育学部)。
教育学部と言えば、将来の教員や公務員などを目指す人が入る学部ですよね。
「?」一瞬なぜ?と思ってしまいますが、宮崎大学にはなんと「サーフィン部」があるそうで。
おはようございます☀
宮崎大学サーフィン部です!今朝は青島近くのポイントで活動しました🏄
サーフィン部は毎週土曜に活動しています!
初心者大歓迎✨マネージャーも募集しています✨
興味のある方はお気軽にDMしてください!! #春から宮大#春から宮崎大学#宮崎大学#宮崎大学サーフィン部 pic.twitter.com/hauXxmVzJb— 宮崎大学サーフィン部WITH2023 (@sAWhhY5X6rNuUcB) April 2, 2022
宮崎大学の公式HPにもこんな文言が・・・すごい!!
宮崎大学には、全国的にも珍しいサーフィン部があります。
大学から車で10分のところに、全国的にも有名なサーフィンビーチ(木崎浜)があり、2019年には世界大会も開催されました。
2022年夏にも、木崎浜で全日本選手権が開催される予定で、日本中のサーファーが憧れるサーフィン環境に立地しています。
学生以外にも教職員でサーフィンをする人は多く、一年を通してサーフィンできる環境で学業のみならずプライベートも充実させることができます。
大学としてもこの環境を誇りに思い、売りを前面に押し出していますね~。笑
私が学生なら、ちょっと考えて行きたくなるかも!!
宮崎大学での学生生活~卒業後
大学在学中は、平日は早朝からサーフィンをした後に、大学。終わればサーフィンかバイト。
こんな日々を送っていたそうです。
大学3年から4年にかけて、自分のしたいことは何かを問うために海外へ。
2019年、アメリカのカリフォルニアにサーフィンをしに行ったとき、世界三大ビッグウェーブの場所マーヴェリクス(Mavericks)を知ったそう。
実家はお金持ち?家族構成や兄弟について
中川尚大さんの実家は母子家庭だったそうで、お母様は勉強に関しては非常に厳しかったとのこと。
その影響もあってか、中川尚大さんにはお兄様とお姉様がいますが、どちらも学業成績が優秀で、お兄様は医師、お姉様は歯科医師だそうです。
実家はお金持ち?
「母子家庭」の部分では、女で一つで三人のお子さんを育てるということで、経済的にも大変だったのかなと考えられます。
しかし、兄弟の上二人が医師と歯科医師ですから、「実家がお金持ち」は、ある程度正しいと考えられるでしょう。
ちなみに、医師になるために必要な費用は・・・
★私立大医学部・・・6年間で学費3300万円位
+α 予備校大や受験費用など
https://clius.jp/mag/2021/07/08/become-a-doctor-cost-about/
また、前項の中川尚大さんの経歴でも触れましたが、「大学はサーフィンができる環境のあるところに」という考えのもとで、生まれ育った静岡から宮崎に移り住んでいることからも、お母様が中川尚大さんの将来を応援し、十分に支援をしていたことが伺えます。
兄も姉もきちんと勉強して、医学部と歯学部に進学してくれていたので、3人目は好きなようにさせようという心のゆとりもあったんでしょうね。今も好きなように生きて、好きなことに挑戦している僕を後押ししてくれる母親には感謝しかありません。
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1227.html
中川尚大さんが宮崎で経営しているサーフショップは?
中川尚大さんは、2023年のポルトガルのナザレ挑戦後、帰国し、宮崎にサーフショップ「スマイルサーフ宮崎」をオープン。
理由は、「自身がサーフィンと共に成長し、サーフィンから沢山のことを学んだことから、少しでも多くの人にその魅力を伝えたいという想いから」だそうです。
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この「スマイルサーフ宮崎」は、2024年にサーフショップにシェアハウスを併設していましたが、2025年現在は改装中とのことで、リニューアルして生まれ変わるそうです。
2024年には、自身がそれまで所属していたスポンサーの「メローウエットスーツ」からポルトガルナザレの「YUKI BRANDチーム」に移籍しています。
着々と次回のナザレ挑戦へ進んでいるのですね。
ですが、現在もサーフィン体験やサーフツアーなどもやっています!さすがです。
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中川尚大さんまとめ
いかがでしたか?
今回分かったことは・・・
★中川尚大さんは1996年生まれ、静岡県静岡市出身。小学4年生から地元でサーフィンを始め、中学生の時には全日本選手権出場。地元の静岡県立静岡東高校卒業後はサーフィンとの両立を考え宮崎大学教育学部へ進学。在学中に海外のビッグウェーブ挑戦の夢をもち、卒業後はポルトガルのナザレの大波に挑戦。帰国後は宮崎でサーフショップ経営と、次回のナザレ挑戦へ努力を続けている。
★実家は母子家庭。中川尚大さんは、兄・姉がいる三人兄弟の末っ子。兄は医師、姉は歯科医師。母子家庭ながら、初期費用や継続してかかるサーフィンに関する費用を出せたこと、中学や高校時代に海外にサーフィンに行くなどしていた経験から、実家は母子家庭ながらも裕福であった可能性が高い。
★中川尚大さんは2023年のポルトガル・ナザレ挑戦後、宮崎でサーフショップ「スマイルサーフ宮崎」を経営。サーフツアーやサーフィン体験なども行っている。
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