こっちのけんとが活動休止!?その経緯や思いは?そして今後は・・・兄・菅田将暉の反応も(2025.3.1活動再開追記あり)

シンガー

2024年、聞かなかった人はおそらくいなかったであろう、「はいよろこんで」。

紅白歌合戦にも出場し、どんどん活躍の場を広げていた「こっちのけんと」さんが活動休止(正式には活動セーブ)を発表しました。

★「活動セーブ」に至った経緯とその思いとは?今後テレビ出演や音楽は続けるの?

★兄・菅田将暉さんの反応は?

この二点について、調べていこうと思います。

こっちのけんとさんのプロフィール

名前:こっちのけんと

本名:菅生 健人(すごう けんと)

生年月日:1996年6月13日

出身地:大阪府箕面市

兄は俳優の菅田将暉、義理の姉は小松奈々。弟は俳優の菅生新樹。

2015年に上京。大学時代、複数のアカペラグループに所属し、活動。アマチュアアカペラ全国大会では2年連続優勝(2017年・2018年)する美声の持ち主。

RADWIMPSのバックコーラス隊として参加したこともある。

2022年8月31日、自身初となる配信楽曲「Tiny」をリリース、MVを公開。

2022年12月10日に2nd single「死ぬな!」をリリースし、ヒット。

2023年9月、躁うつ病(双極性障害)を公表。

wikiより抜粋 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%A8

「活動セーブ」に至った経緯とその思いとは?

「活動休止(セーブ)」の話が出てきたのは、こっちのけんとさんのxでのつぶやきからでした。

前日12月31日の紅白歌合戦では堂々と「はいよろこんで」を歌い上げたばかりのことなので、それはそれは世間を驚かせたわけです。

しかし、そもそもこっちのけんとさんは「若干躁期でした。今後は跳ね返りと戦うために当分休みます」と言っているように、「双極性障害」であることを公表しています。

双極性障害とは?

以下、情報を抜粋してまとめてみました。

  • 双極性障害では、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す。
  • 躁とうつの症状が現れる間隔は数ヶ月だったり数年だったりいろいろで、躁状態から突然うつ状態へと切り替わることも。
  • 一般に、躁状態の期間よりもうつ状態の期間のほうが長く続く傾向がある。
  • 躁状態の時は現実離れした行動をとりがちで、無謀な買い物や計画などを実行してしまうこともあり、周囲の人を傷つけてしまうこともある。
  • 再発しやすく、躁状態をくりかえすうちに、家庭崩壊や失業、破産などの社会的損失が大きくなってしまう。
  • うつ状態の時はうつ病と同じように、死にたいほどの重苦しい気分におしつぶされそうになりますが、躁状態の時の自分に対する自己嫌悪も加わり、ますますつらい気持ちになってしまう。
  • 薬の服用と並行して、本人が自分の病気を知り、受け入れ、病気をコントロールすることを学べば、再発のきざしにすぐに気づき対応できるようになる。
  • 再発時に早期に治療を始めることができれば、双極性障害の悪化を回避できる。

こころの情報サイトより https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=RM3UirqngPV6bFW0

だとすると、2024年はおおむね「躁期」で、今は「うつ状態」の波になってしまった、というわけです。

2023年9月に「双極性障害」を公表していますから、今回が初めてのうつ状態ではない可能性が高いですね。

「跳ね返り」と表現なさっているように、2024年の反動としてのうつ状態、という自覚なのだと思います。

こっちのけんとさんにとって2024年はきっと激動の一年だった

こっちのけんとさんは、「同じ思いを持つ人、同じ病を持つ人」のために、「可能な限り背負」い、「人生をかけて1年間歌」ってきたとおっしゃっています。

ヒットを生み出し多くの人に受け入れられた喜びの中で、兄「菅田将暉」の重みに苦しむ瞬間や、「双極性障害に苦しむ他の人たち」の病気と闘う気持ちがわかるからこその(折れてはいけない)重圧を感じる瞬間も、かなりあったのではと思われます。

こっちのけんとさんは、2024年9月のyoutube動画「一億回再生?」の冒頭部分で、「信じられない」「実感がない」「今ドッキリにかかっている状態」「手が震えている」と何度も言っていました。

またこのyoutube動画の最後の部分では、涙をこらえながら話す場面もありました。

「今まで生きた心地がしなかった無駄な人生だったので、その人生が人の役に立てていると思えることが財産、ありがとうございます」

「なんかねー、つたわってないでしょ、ありがとうございますが」

表情も少し暗い感じがしますね。

「一億回達成!!いやー、ありがとうございます!!!嬉しいです!!」っていうようなハッピーな感じはありませんよね。

この動画は2024年9月30日にアップされているので、これ以降の10月、11月は、もしかするとメディアに出るときは無理なさっていたのかもしれません。

日テレnewsインタビューでは、今年一年を振り返って、

(「はいよろこんで」の楽曲について)「ここまで来てしまうと、自分の曲とは思えないくらい自分にとっても大きいものになっちゃっていて。

https://news.ntv.co.jp/category/culture/b30d021f809642ef8dce118c45479c5e

と言っています。

2024年10月に出された新曲「もういいよ」については、「はいよろこんで」ヒット後の「ちょっと無理してる(背伸びしている)」自分に区切りの意味で、「もういいよ」だという楽曲の意味を語っていました。

「はいよろこんで」のおかげで、いっぱい世の中に出させていただいて、自分もちょっと無理してるというか、背伸びしている部分もあったので、この曲(「もういいよ」2024.10)を出したきっかけでやめようと思って。着飾るというか、変に背伸びしまくるのをやめようっていうので出して。https://news.ntv.co.jp/category/culture/b30d021f809642ef8dce118c45479c5e

「はいよろこんで」の大ヒットの裏で、やはりそこまで大きくなってしまった期待に応えようと、頑張っていたことがわかります。

今このインタビューを吟味すれば、こっちのけんとさんの言葉には、自身の状況と思いがしっかり語られていますが、世間はそうとはとらえていませんでした。

この動画のタイトルも「こっちのけんと、2024年は「ご褒美の一年」『はいよろこんで』大ヒットを振り返る」になっています。

ご本人の思いと、世間から求められる、こうであろう、こうであるべきというものとの間が、だんだん開いていったことに、ずっと困惑していたのかもしれません。

兄・菅田将暉さんの反応は・・・

兄である菅田将暉さん自身は、デビューした弟たちについてメディアやSNSでは発言せず、沈黙を守っていると言われています。

基本的に菅田将暉さんの所属事務所が「家族の話についてはNGにしている」そう。

菅田将暉さん本人も、自ら積極的に発信することで実力以前に2人が“菅田将暉の弟”という色眼鏡で見られてしまうのでは……と懸念していたそうです。“菅田の名前を使って売れた”と周りから思われないよう、表立っては言わないものの、水面下では兄として2人を応援していました」

女性自身2024/11/29 ネット記事よりhttps://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2402101/

沈黙も、「兄としての応援」なのでしょうね。

また、2019年の紅白歌合戦でこっちのけんとさんがRADWIMPSのバックコーラスとして紅白に初出場した際、兄である菅田将暉さんも「まちがいさがし」の楽曲で初出場しています。

こっちのけんとさんのバックコーラス出演後が兄・菅田将暉さんの出番だったとか。

↓まだ、こっちのけんとさんが企業にお勤めだったころ。

お父様である菅生新さんのお言葉から、とっても嬉しそうな様子が伝わってきますね。

ニュースポストセブン2020.01.15記事https://www.news-postseven.com/archives/20200115_1525666.html?DETAIL

またこの時の紅白出場前日には、兄・菅田将暉さんとこっちのけんとさんの関係かよくわかるエピソードが。↓

紅白の前日、菅田さんの自宅を訪問したこっちのけんと。少し気まずい空気のなか、お互いの健闘を祈ったと言い、「水をコップに入れて乾杯して、一緒に弾き語りをするといった、いい夜を過ごしました。そのまま紅白に向かったのをすごく覚えていますね」と明かしました。

ラジオ番組「THEMOMENT」 2024.10.08 ONAIRREPORTよりhttps://www.tfm.co.jp/moment/report/ge9fYMuKAC

兄・菅田将暉さんも、弟であるこっちのけんとさんのことを大切に考えていらっしゃいますよね。

兄・菅田将暉さんと、こっちのけんとさん、弟・菅生新樹さん三兄弟、みんなとても仲良しだというエピソードも調べると出てきてます。

お正月の恒例行事は「親せきの家のスナックで家族みんなでカラオケ大会」と「兄弟三人と各々の友人みんなでUSJ」だそう。

この動画の終わりごろには、2025年の目標を聞かれ、笑顔で答えていたのが印象的です。

以下↓が、こっちのけんとさんが2025年の目標として語っていたことです。

  • 自分の人生を主題として今まで曲を書いてきたので、2025年は人の人生をテーマに曲を作りたい。
  • 2024年は「はいよろこんで」を出す直前に結婚したが、「はいよろこんで」がヒットしてしまい、結婚式・新婚旅行をやっていないので、どちらかでも盛大にやりたい
  • とにもかくにも平和になりたい
  • (自分の体調の)波が急激で、振れ幅を減らしてのんびりしていきたい
  • 曲もしっかり力込めていきたい、もっと濃い曲を作りたい

2024年前半は、こんなこともやっていましたが、音楽に集中しておだやかに頑張りたい、ということでしょう。

「活動セーブ」宣言後のこっちのけんとさんは

「活動セーブ」宣言をしてからも、xでは音楽活動を中心にコンスタントにつぶやいていらっしゃいます。

最近は、故郷である大阪府箕面市の成人式にサプライズで登場したり!

コミカルな動画をアップされていたり。

活動は完全に休止しているわけではないようですね。

体調の波を見て、活動を続けていくということなんでしょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「活動休止」というワードに驚いた方も多いのではないでしょうか。

でも、「活動をセーブして、体調を見ながら、音楽を作る活動とそれに付随するものは無理なく続けていく」ということだとわかり、ちょっと嬉しい気持ちになりました。

私も今年度末で長年続けた憧れの正規職を退職しますが、こっちのけんとさんの音楽を、これからも聞いてみたい気持ちがたくさんあります。

ほどほどに、無理せず、大好きな音楽を思い切りやっているこっちのけんとさんの姿を、今後も期待しています!

★追記★2025.3.1

「活動セーブ」していたこっちのけんとさんですが、今日「X」で以下のようにつぶやいています。

ちなみに、3/3(月)21:00 ~日テレ「しゃべくり007」にも出演されます。

表情も明るくなったように感じますね♪

「もろもろ発表などもありますが」の一言がとても気になります!!

要チェックですね! 

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